2010年04月04日

natsu 今週の作品 夏 弘前

4月4日

高嶋の遺作展の日程を少し早めることになりました。9月下旬から10月上旬ということで、目下調整中です。

8月には高嶋が残した彫刻工房のグループ展を企画。高嶋の遺作を中心に展示の予定です。
忙しい年度の始まります。

といいつつも、彼の作品紹介を続けましょう。遺作展の日まで週一で作品紹介を続ける事が出来るといいけれど。挫折しないようがんばろっと!

まずは弘前駅前彫刻通りの作品四季シリーズの夏。

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弘前駅前彫刻通りの夏の風景。

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少女の座る泉からあふれて流れる水は,どれほど市民に憩いをプレゼントしていることかしら?

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2010年03月28日

人物のある風景 春の弘前

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3月27日

彫刻工房のアトリエ展の日取りがきまった。8月9日〜16日。高嶋の遺作を含めて8人の仲間の初めてのグループ展です。
11月の高嶋の遺作展のいわばプロローグとも言えます。
8月のグループ展にむけて、はたまた11月の遺作展に向けて,高嶋の作品を美術館別館らしい展示を試みようと思います。

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(子供を見つめる目線の咲きにさくら)

日本中の春待ち人がさくら巡礼を始めるこの時期。
弘前の桜はいかにとこころざわめく思いです。
桜を見ながらもう一度駅前の高嶋の作品に再会したいと念じつつ、実現できていません。

写真は高嶋の友人で弘前大学のプロダクトデザイン研究室の教授をされていた比良木高幸氏が,撮影して送ってくださった弘前駅前の高嶋作品。
一枚のCDRに季節ごとに撮影した作品を詰めて送ってくださったのです。
1年間、心にかけて撮影を続けてくださった氏に感謝です。

四季の折々の街を見つめ続ける作品の少女の表情は春は春の顔ですね。

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母親を見つめる子供、、。その先にも桜、、、、、

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春の陽ざしが降りそそいて,作品の弘前時間が流れます。
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2009年06月18日

ねこのいる風景

6月17日

この時間の流れの速さにはついていけない!
このままめまぐるしく人生が終わるのではないかと不安になる。アナログ時計の針の動きの早さ、デジタル時計の数字の変わり身の早さ。

工房は初夏。真竹の筍がで出始めて,何回か筍ご飯を炊く!
ヒルが元気になりだして、長靴に塩水を噴霧器でふきかけて、薮に入る。
うっかりするとヤブガラシが窓に絡み付いて、どんどん窓を浸食しそう!

eikoは原毛を染めて,電気カード機でカードを始めた。

さて、なにわともあれ半月ぶりに猫をテーマにした高嶋の作品にもどります。


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(若柳町総合文化センターエントランスホール)

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素材は赤御影石。エントランスホールに向き合う形で設置されている作品です。
エジプト彫刻を思わせる猫。高嶋作品の猫としては、珍しくスリムです。


ホールのネズミでも探しているのかと思いきや見つめているの目線の先にはかわいい少女。

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凛とした気品を持つこの作品。
日々訪れる街の人々を動かず見つめ続けているはずです。
いとおしくなります。会いに行きたいもの!
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2009年05月19日

猫のいる風景 5

6月19日

猫の作品紹介を続けます。

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六甲アイランドシテイーの街角に設置されている作品「街角の詩』

阪神淡路の大震災では,台座がずれて傾いたのを街の修復にあわせて修理したとお聞きした。
4年前神戸へ出かけて作品に再会したとき,その保存のよさに感動したものです。
神戸の街の人々の町づくりへの心意気に心を打たれて幸せになったものです。

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それにしても、突飛に猫なのですが,街角ではごく自然でした。

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まだアトリエにある作品にのって遊ぶのは初代アトリエ猫だったニケ。

君がモデルでしたか?!
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2009年05月05日

猫のいる風景 4

5月5日

こどもの日です。大人はこどもだったあの頃のことを思いだす日。
ずっといたずらっ子の部分をもち続けていた高嶋のいたづらっ子猫たちです!

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ねこの定番ポーズ。アトリエは彼らにとってはママの懐,ゆりかごといったところか!

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おすまししているけれど、、、

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お前だろう,食べちゃったのは!

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はい,ごちそうさま。

ま,いいでしょう。
永久におあずけではかわいそう!

思うに,歴代で一番食いしん坊だったアトリエねこの「ちゃちゃ」がモデルになっているに相違ありません。
ぺろりと平らげられたお皿と骨は、ポルトガルローゼと呼ばれる美しい大理石だろうと思われますが,さてこの作品は今どこにいるのかしら?
窓辺で,おいしかった魚の味を舌に感じながら鎮座しているかしら、、、。

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2009年05月02日

猫のいる風景 3

5月2日

珍しくアトリエ猫のナナがいて、好物の海苔をせびります。
このナナは、作品のモデルになりにくい猫です。とにかく活発で、じっとしていないのです。
実は工房にはモデル向きのこ達が多いようです。遺伝子を次世代に伝えているせいなのか、アトリエで生きていくにはのんびりに限ると後天的に獲得した能力なのか?


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アトリエ猫のシロ

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モデルはミュー(?)
この上品さはきっとそうです。
今も独り暮らしの自立した女性の家の玄関で,彼女を送り出し迎えているとのこと、、、。

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黒御影石の凛々しいこの作品も個人蔵です。


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この作品は上野のマンションの玄関で、鎮座しています。
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2009年02月17日

fukuro フクロウ 不苦労!

 2月17日

ついにアトリエからフクロウ君(さん?)がやってきた。
高嶋が上野のマンション、ルネ上野桜木の中庭に設置する動物群の一つとして彫りはじめて、何かの理由で途中でやめたもの。結局別の石を使ってしあげたフクロウは今、ルネ桜木の庭に止まっています。

ルネ上野桜木のフクロウは黒御影。庭に舞い降りたフクロウの素材は真鶴の本小松石か、あるいはもう少し目の粗い石ではないかと思われます、、。

さて、何処に置いたらいいのかしら、若干の逡巡の後、やはり最初に思いついたつくばいの渕にのせてみた。

つくばいを my bath にしているメジロやシジュウカラが吃驚しないかしら?猫にでも見えたりして警戒されると困ります、、、。

まずはいい感じに場所にはまってくれたフクロウと鳥達の世界の関係を観察しましょう。


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鳥世界に悪い情報がながれるようだったら、場所を替えます。


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つくばいの脇で侘助が開花した。春ですね。
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2009年01月30日

年賀の記憶  9

1月28日

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1997年 12年前の丑年の年賀。このシンプルさは、暮れの多忙さをものがたっているのでしょう。

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こレヲ原画にした版画は何年頃かしら。
椅子をモチーフにした作品は随分作っていますから、其の頃なのでしょう。

このシリーズは、最後の大作「旅先」まで続きましたが、、、、、。



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2009年01月27日

年賀の記憶  8

1月27日

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1983年の年賀版画 大竹のニケ 

アトリエに最初に居着いたネコ、「ニケ」がモチーフ。三毛ネコならぬニ毛ネコねこです。
サマトラのニケはギリシャ彫刻の絶品だけれど、こちらは大竹が字の集落。大竹のニケと名付けられた次第。

高嶋との人猫関係はきわめてよく、相思相愛でしたが、彼がイタリア旅行に出かけたおり、すっと消えてしまったのです。

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バラをくわえたミュー

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一匹去ってまた一匹、やがて複数になり、猫達はいつの間にかアトリエの主に、、

この数年はそんな猫達が年賀状を飾ったのでした。


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2009年01月26日

年賀記憶 7

1月26日

正月月の内に、版画年賀の全部を紹介し切れるかしら?
一寸不安になってきましたが、思い直してバックナンバーをひもときます。

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椅子とテーブルは高嶋の好きなモチーフでした。
大理石の作品もいくつかあります。


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年賀版画では2回、テーブルがモチーフになっています。

どうも同じ原画をテーブルクロスだけ取りかえて、2回使い回しをした様子。

ふふふ、、、。

続きを読む
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2009年01月14日

年賀の記憶 6

1月14日

版画のモチーフは、彫刻のモチーフと連動しています。

風船をモチーフにした版画年賀状は2年に渡って作っていますが、これは何時の年かしら?
年賀はがきに刷り込んだ完成作品が一枚も残っていないのです。

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1983年の年賀状の原画は大理石の小品,紙風船を持つ少女I や、紙風船を持つ少女II の制作の時期と関係があるのでしょう。

石の風船がふわりと空に浮くという不条理の美を高嶋は愛したのでしょう。沢山彫刻の作品を残しています。

天国では石もふわりふわりでしょうか?

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2009年01月13日

年賀の記憶 5

1月13日

高嶋の版画年賀のバックナンバーをひもときながら,記憶の糸をくだくだとたどる作業はまだ続きます。

あれ,こんな版画があったかしら? 母子をテーマにした原画がスケッチブックの間からはらりと出て来てびっくり。

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(75年の版画の原画?)

75年はたしか別の絵をつかっていたけれど、、、、。


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75年の年賀はがきに刷り込んであるからこれにまちがいないけれど、それにしても乙女チックなプランだったこと!

懐かしい雑誌「ひまわり」で一世を風靡した挿絵画家、中原淳一の世界かしらと思えるような、、、。

これもあれも遠い遠い時間のこと。今は2009年。.
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2009年01月12日

年賀の記憶 4

1月12日

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子供をテーマにした版画年賀状の最後の作品。
高嶋には女であれ,男であれ,大人をテーマにした作品は、特別依頼でない限り極端に少ないのです。年賀用の版画もまた、人間の成長を追ってみるつもりにはならなかったようです。

この1981年,昭和56年のこの版画は、年賀はがきに刷られたものが30枚近くも残っていて、整理しながらびっくり!ハガキの購入枚数を間違えてしまったのかしら?

数年分の子供像年賀を集めてコラージュ状に組み合わせて貼り、額装して壁にデイスプレイしているけれど、30枚も同じ物が残っていると壮観で,大胆なコラージュにでもしてみようかしらと思ったりしています。

文字に興味を持ち始めた少年をモチーフにしたこの年賀状は、幼年期の絵物語の世界の少年像とはまた違って,親のささやかな願いの糸がからまってもいるようで、ちょっと笑ってしまいますね!
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2009年01月09日

年賀の記憶 2

1月9日 久しぶりの雨  

年賀のバックナンバーを部屋一杯にひろげて、あれこれの感傷に浸りながら鑑賞をしている午後。観察の旅は続きます。

プリント途中の作品もまた不思議な表情をもっているのもですね。
おやそうやって、色を重ねていたの?という驚きも発見できます。

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1976年の版画年賀

ハガキを部屋一面に拡げ二度刷り、三度刷りを重ねて、何百枚もの版画年賀を仕上げていく作業は、年末恒例の大事業!


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(版画の原画)

それにしても原画をみると、6回の度刷りを繰り返して仕上がった版画であることが分ってびっくりです!
1度目の刷りは髪の毛と輪郭、2度めは樹形の影になる濃い青紫、3回目がピンクの地色
4度めの刷りは子供の肌の色,5度目は樹形の淡い黄緑、6回目が夕日の赤

?  ?  ?


プリント途中の作品もまた不思議な表情をもっているのもですね。
おやそうやって、色を重ねていたの?という驚きも発見できます。

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2009年01月05日

年賀の記憶

1月5日

今年も沢山の美しい年賀状をいただきました。
eikoはというと、モンゴルの旅でであった無心な子供の写真と、野外展のために仲間と制作した糸造形の写真をご挨拶に添えて送った今年だったけれど、、、、
それにしても忘れがたい美しい年賀状は、過去の年賀状でも、どうしても手放せないものですね。

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2008年、こんな美しい版画を送ってくださった松本市の彫刻家、渡会意士氏は9月に逝ってしまって、今年はもういないのです。年賀状の表に小さく、12月21日胃を切りますとメモのように書いて投函されています。高嶋の親しい友人で、高嶋と同じ病でした。
今になって思えば、蝶になって飛び立っていきますと予言されたような、予告されたような、悲しいけれど本当に美しい年賀です。


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2009年01月03日

年賀の顔

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2009年1月3日

1979年の版画年賀状で新年のご挨拶を続けます。モデルの少年が身につけているポンチョは、手織りホームスパン。原毛を染めて,紡いで、粗く織って仕上げたしろもの。

昨年の暮れの片付け進行中に、偶然この版画のためのデッサンが見つけました。
少年は小学校1年生、身長121cmに成長していたことがわかります。メモが伝えてくれる過去の記録って、なぜかうれしいものですね。

お片づけの手を止めて、しばし見入って、、、。また現実の今に引き戻されて、、、。
おやおや、、、。

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2007年08月20日

山のアトリエ 2007

山のアトリエ2007

8月14日
久しぶりに信州のアトリエへ来たのを機に、「スイカの詩」の作品に会いにでかけた。
真夏の庭の緑はいよいよ盛んで,ごろりとするスイカたちは、気取りのなくそこに安らいでいるけれど、深緑の威力としっかり拮抗して、存在感がある。最良の居場所を得た作品に会えるのは最大の喜び!

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(2007年 夏のスイカたち)

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(スイカの脇にこれも泰然自若、空の下を楽しむ赤色花崗岩の作品が控えています、、というか、どちらも吾主役!!)


帰路,高嶋がスイカ作品のモデルにした美味いスイカの産地、波田町のO邸で大きなスイカをいただく。早速アトリエで割っていただく。日本一の味!
同行したイラストレーターYayoiさんが、今年はスケッチ日記帳に、イラスト風のスケッチを残してくれました。
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(O邸の優しいご夫妻。美味しいキノコ栽培農家。毎年美味いスイカをくださる。そこにはロクという名の犬がいて、人好きなのに毎年甘えてほえる)

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 (yayoiさんの作品スイカ)
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2007年06月05日

信州のアトリエ その3 みこしの詩

6月5日
信州のアトリエ その3
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信州のアトリエの深々とした新緑に身をおいていたら発熱。木の芽熱といったところ。

やむなく下山し、庭の花々を眺めて静養。
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そんなわけで、民話探しに大町まで出かけること能わず。仕方なく大町市の観光課経由で、「酒と民話の博物館」に電話した。まず酒の博物館の担当者がでて、それから民話館にまわしてくださった。
大町には美味い酒があります。個人的には大雪渓の大吟醸が大好き、などと考えながら待つ事しばし。Mさんとおっしゃる方が出てくださった。博物館といっても、普通の住宅ですので、とおっしゃる。そのMさんのご紹介で、大町に伝わるみこし伝説の幾つかをFAXで送っていただいた。ご親切に感謝。
 高嶋の資料を整理していて、「糸魚川タイムズ」という地方紙に、安曇野の民話の研究者で詩人の金田国武氏が民話の連載紹介をされているのを見つけた。早速糸魚川タイムズに電話。平成9年の正月に連載した「みこし入道」の伝説を金田国武氏が物語にした記事を送っていただいた。
糸魚川タイムズさんにも感謝。
信州の人々の優しさは胸に滲みます!

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(冬の安曇野に立つみこしの詩)

高嶋のこの「みこしの詩」作品については、「社会主義リアリズム」とか、若者気分で「糞リアリズム」なんていってみたりしたけれど、民話「みこし見上げる」を知り,春夏秋冬の安曇野に立つこの像を思うと,この愚直さこそ,高嶋そのものだと思ったりもするのです。愛すべき作品として,ゆっくり見上げてみたいと思うのです。


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2007年05月31日

信州のアトリエ  その1

5月31日
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しばらく信州のアトリエに逗留していました。
若葉から万緑へ変化していく時期。育ち盛りの葉っぱを風も光もするりとぬける。光は地表にふる。葉っぱをぬけた風は、人間の五臓六腑に染み渡るのです!
さて,今回の旅の目的は2つ。開催中の松本平の近代美術展をみること。
もう一つは大町市に設置されている高嶋の作品「みこしの詩」に再会したあと、制作依頼のもとになった「みこし」と呼ばれる一種の妖怪を若い農婦が退治したという安曇野の民話にであうこと。

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(常念岳を明科から望む)

5月26日。山を下りて松本市街へ。

4月にアトリエから送り出した作品「バスケットのある風景」は、細川宗英や小林章の作品とともに,今に一番近い作家群のなかに展示されていた。
良い展示だった。作品への光の落とし具合も柔らかく、気品ある展示だった。
申し出て撮影許可を頂き,2枚だけ撮影した。フラッシュをたかない暗い館内の撮影に、写真はぼけたけれど,なぜかぼけ具合のなかの「バスケットのある風景」が気にいってしまった。

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(なにか、作品も一緒に彼岸に渡った感ありです....................)
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2007年02月28日

マーガレット

2月27日
2月がおわる。残りの日々の命を絞ぼって描き残していった水彩画。マーガレットが輝く季節。春。
モチーフのマーガレットを購入した日も鮮やかに記憶に残る。明後日はもう3月。高嶋の命日がやってきます。

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ところで、3月の美術館の展示作にはベンチシリーズを続けてアップロードします。その準備に写真を整理していて、変わった姿のベンチをみつけました。

benchi.kamibukuro.table[1].jpg

テーブル、紙袋を組み合わせてデスプレイしているのですが、何時制作したのか、どこにあるのか、記録もないし、館長の記憶にもないのです。お菓子のような姿のこのベンチ。素材がホワイトチョコならヘンゼルとグレーテルでなくても端からかじって見たい!美味しそうな姿です!

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